百害あって一利なし? 糖質制限ダイエット

糖質制限ダイエットは不健康なダイエット方法

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ここ数年前からよく耳にするようになった「糖質制限ダイエット」。
1日の糖質摂取量を20gに抑えるダイエット方法ですが、本来は最低でも1日100gは糖質を摂取しなければいけません。
それを5分の1まで減らすということは、健康的なダイエットとはいえません
確かに糖質を取りすぎると肥満の原因になります。しかし、それは糖質に限ったことではありません。どんな物でも食べ過ぎると太ります。


そもそも糖質とは、脳や神経系、筋肉などが活動するためのエネルギー源です。

糖質が不足して血糖値が下がると、これら全ての機能は低下します。
では、これらが低下することでダイエットにどのようなデメリットがあるのでしょうか?

糖質制限によるデメリット

1、脳の働きが低下することで脂肪が増える。

脳は糖質(炭水化物)でしかエネルギーを補給できません。糖質を制限することによって、脳はエネルギー不足となりダイエットの妨げになります。

体の全てを支配しているのは「脳」です。
空腹や満腹感は、お腹で感じているような気がするかもしれませんが、実際は血液中のブドウ糖(糖質)やホルモン・神経・脳などさまざまなものが関係しています。
ですので、この仕組みがきちんと働けていて、その指令に基づいて食べている限り太らないのです。

そう簡単にいかないのは事実ですが、最低限のブドウ糖(糖質)を摂取し、脳や神経系の働きを良くしなければ、この指令は鈍くなる一方です。

満腹中枢(神経)が鈍り、なかなかお腹がいっぱいにならない ・ 歯止めが効かず食べ過ぎてしまう、といったことが起きます。

簡単にいうと、壊れた機械(ロボット)と同じです。

電池がなかったり、どこか支障があれば機械も正常な判断が出来ませんよね。それと同じです。脳にエネルギーがなければ、全ておかしくなってきます。

そして糖質制限を続けていくと、脳は生命の危機を感じはじめ、少しでも脂肪を減らすまいと消費カロリーを減らそうとする ・ 食べた物を全て脂肪へと変えようとします。
これではダイエットどころか、体脂肪を増やしているようなものです。

「糖質制限で順調に痩せていたのに、急に体重が増えた」という方は、このケースにあてはまっている場合が多いです。

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2、神経系が低下することでストレスが溜まる。

糖質制限とは、非常にストレスの溜まりやすいダイエットです。
糖質制限によって神経系が低下しているので、リラックス作用のある副交感神経が働かず、イライラが収まらず常に怒りっぽい性格になります。
少しのことでもイライラしたり怒ったりしていると、心も体も休まりまらず代謝が悪くなります。

代謝が悪くなると、もちろんダイエットはなかなかうまくいきません。

ストレスはダイエットの妨げになるのです

3、筋肉が低下することで太りやすくなる。

糖質を制限していると、体内にある糖質(ブドウ糖)はどんどん少なくなっていきます。

しかし、糖質であるブドウ糖がなければ脳は働けなくなります。

脳が完全に働かなくなると生きられません。では どうするのか?というと、筋肉を分解してアミノ酸に変え、それを糖質の代わりとして消費し始めるのです。(糖新生)

筋肉が減るということは、基礎代謝は低下していき太りやすくなります。

スポーツしていないから筋肉が少なくなっても関係ない! という話ではありません。

「筋肉が減る」ということは、全身がたるんでくるということ。

顔や肌のハリがなくなり、全身のスタイルが崩れるということです。

つまり老化が早くなるということですね。

健康的なダイエットを心がけましょう

脂肪が減らなければ正しいダイエットではない

よく糖質制限は即効性があるなどと言いますが、脂肪が減ったのではなく、筋肉が減ったことで体重が軽くなっているのです。

筋肉は脂肪よりも重いので、筋肉が減るとスグに体重に変化が表れます。
体重が減っても体脂肪が減っていなければダイエットではありません。
健康を損ね、老化は早くなり、病気にもなりやすくなり…
糖質を無理矢理少なくしても、何もいいことはありません。
本当に大切なのは、バランスよく栄養を摂取し、健康的にやせる体質を作っていくことです。

目先の数字に惑わされることなく、正しいダイエットを心掛けましょう。