若い女性に味覚障害が増えている 原因は過度なダイエット

若い女性に「味覚障害」が増えている

味覚障害

味覚障害という症状をご存知でしょうか?
カレーやラーメンのような濃い味の料理を食べても味が分からない・感じなくなり、食べる楽しさが失われることで精神的な不調にもつながる怖い病気です。

味覚障害は高齢者や、過度なストレスを抱えている人に多い病気でしたが、最近味覚障害に悩む若い女性が増えてきています
その原因は「過度なダイエット」です。

味覚障害の原因は”亜鉛不足”

舌には味蕾(みらい)と呼ばれるセンサーがあり、これが食べ物や飲み物の味を感じとっています。
味蕾も新陳代謝を繰り返すことで最善の状態を保っているのですが、この新陳代謝には亜鉛というミネラルが必須です。

高齢者になると「味覚がおかしくなる・薄味が分からない」というのは、老化や食事量の不足により亜鉛が減少しているからです。

亜鉛不足の他にも、唾液の分泌量が少ない・喫煙・多量のアルコール摂取なども味覚障害の原因となります。

ダイエットによる味覚障害

若い女性に味覚障害が増えているのも、極端なダイエットにより食事量が減っていることによる亜鉛不足・食事が少ないので唾液があまり出ない ということが主な原因となっています。

普通の食生活をしていると亜鉛が不足することは、ほぼありえません。それなのに亜鉛が不足しているということは、単品食べや偏った食生活・食事量が少ないということです。
これは健康なダイエットをしているとは言えません。非常に危険なダイエットです。

味覚障害になると太りやすくなる

味覚障害になると味を感じなくなるだけではなく、太りやすくなる危険をかかえることにもなります。

理由としては、

1・「味を感じない」 = 「薄味では物足りない」ということなので、食事での満足感が少なくなりストレスが強くなってしまう

2・気付かない内に料理の味付けが濃くなってしまう:カロリーや塩分が高くなる(むくみやすくなる)

3・1,2の原因が重なり暴食・過食に走ってしまう危険(リバウンド)

などが挙げられます。

亜鉛を多く含む食事をとる

亜鉛は肉類、魚類、穀類に多く含まれています。ですので、メインとなるおかずは1日2食はきちんと摂るようにしましょう。

中でも亜鉛を多く含む食材は、多い順に「牡蠣(かき)・和牛(もも肉・赤身)・豚レバー・うなぎの蒲焼・豚肉」です。

ただし、植物性の食品に偏った食生活やインスタント食品ばかりの食事を続けていると亜鉛不足を招くこともあります。
加工食品に品質改良剤として使われている成分にも、亜鉛を体内から排出してしまう働きがありますから、とりすぎは避けましょう
また、前述の通り、アルコールをたくさん飲むと亜鉛の消費が増大し、亜鉛不足となるので注意しましょう。

「風邪でもないのに味がわからない」、「最近濃い味が美味しいと思う」、「調味料がすぐになる」などといった人は自分の食生活を見直してみましょう。
もしかすると、亜鉛不足による味覚障害が起きているのかもしれません。食事生活を見直して、酷くなる前に改善する努力をしましょう。